ロンシャンの教会の壁はレンガ積

バイヤー的名著探訪#003
ル・コルビュジェ全集 全8巻(洋書)」


20世紀の巨匠 ル・コルビュジェによる自作自演のポートフォリオです。巨匠の自己PRっぷりは英語の苦手な私にはあまり解りませんが、アンビルドのプロジェクトを含め多くの写真や図版は見ているだけで楽しいものです。


中でもかの有名な「ロンシャンの教会」の施工写真が大変興味深い。私はあの妖艶な曲線の壁は、コンクリートであるとばかり思っていましたが、なんとレンガ積であることが判断できます。


実務をかじり始めて4年、美しい建築を造る「仕掛け」のようなことに興味がわいています。世の中は知っているようで知らないことばかりですね。


コルビュジェは、私の最も好きな建築家の一人なので、回を改めて何回も特集する予定です。